京大生しょーの雑多なブログ

とある京大生が思うままに書いているブログです

最近読んだ洋書を紹介します!

こんにちは、しょーです。

今回は、僕が最近(ここ一年くらい)に読んだ洋書を二冊ご紹介します。

そもそも、今回ご紹介する本は両方大学の英語の授業で用いたもので、授業を受けていた当時は読むのをサボっていた効率よく部分的に読んでいたのですが、英検のリーディング対策のために、英語長文に慣れる目的で再度読み始めたものでした。しかしながら、いざ読み始めてみると、この二冊は内容もとても面白く、一気に読み通してしまいました。

 

1. "Factfulness"

この本は、スウェーデン人の医師、公衆衛生学者である、ハンズ=ロスリングによって書かれました。その内容は、著者が医師としてアフリカに派遣されたときに感じた、カルチャーショックや現地の生活レベルの違いなどから、「人生をよりよく生きるために必要な10の考え方」を紹介しています。

この本のおすすめポイントは、まず、英語がとても読みやすいところです。また、途中途中に、世界情勢に関するクイズも掲載されており、楽しく読めるように工夫されています。したがって、この本を読むことによって、たとえば発展途上国におけるワクチンの普及率や女子に対する教育の普及率など、普段先進国に生きる私たちにとって、イメージと実際の数値には大きなギャップがあることに気づくと思います。実際、この本を読み終えたのは半年以上前ですが、今でもかいつまんで読み返すくらいに好きな本です。商品はこちらから↓

 

2. Origins of Language: A Slim Guide

この本は、題名が呈するように、出アフリカに始まる人類の進化の歴史と、それに伴う言語構造の発達について書かれています。

僕が人類学を好きなのもありますが、この本のおすすめポイントはとにかく内容が面白いです。たとえば、「人類が現在のような複雑な言語体系を獲得するためにどのようなパスを通ってきたのか?」「人類と他の音を通じてコミュニケーションを行う生物(鳥など)の違いは何か?」「思考と言語はどのように互いに影響を及ぼしてきたのか?」などの大変興味深い内容のオンパレードになっています。また、これまで科学にあまり触れてこなかった方も、十分楽しめる内容になっているかと思います。

ただし、この本は先にご紹介した"Factfulness"に比べると少し英語が読みにくいのが難点です(言語学や人類学に関する専門用語が多く登場するからだと思います)。したがって、読み終えるには少し時間がかかるかと思います。商品はこちらから↓

 

 

以上、僕が最近読んだ洋書を二冊紹介させていただきました。今後も、洋書にかかわらず「面白い」と思った本などを共有できればと思います。

 

それではまた。