TOEIC L&Rの「敗因」を語る
こんにちは、めちゃくちゃ久しぶりの投稿になります、しょーです。
今回は、先日(2023年3月19日午後)受験したTOEIC L&Rの試験結果が届いたので、それについて、自分なりに分析してみようと思います。
試験結果
まず、試験結果について、以下のような点数でした。
リスニングが93/100問正解、リーディングが87/100問正解で、合計で180/200問という正答率だったようです。したがって、正答率はちょうど9割ということになります。
まず、この結果を受けて、最初に感じたことは、(題名に「敗因」と書いているように)「悔しい」というものでした。というのも、今回で900点は超えるだろうと想定していたからです。また「悔しい」と感じた理由は具体的に以下のふたつです。
- リスニングは、調子が良かっただけに、一問一問のの凡ミスが重く響いてしまったということ
- 「TOEICの」リーディングへの対策が不十分であったこと
リスニングはともかく、リーディングは二年前に受験したときよりも点数が低かったので、余計ショックでした。
以下、各セクションについて反省点を述べていこうと思います。
1. リスニングについての反省
公式認定証(俗にいうスコアシート)を見ると、リスニングの得点率は以下のようになっていました。
スコアシートから、得点できていない箇所が明確であることがわかります。それらの特に得点率の低い2項目(上から2番目と一番下)は、どうやら「Part2&3&4の、聴き取った情報から推測するのが必要な問題である」ようです。また、その他の項目は「具体的な情報を的確に聴き取る能力」を評価していることから考えると、僕の問題点は、
『ききとれてはいるが、そこから問題設定をうまく理解できていない』
ことであるとわかりました。
また、試験中にぼーっとしてしまい問題そのものを聴きそびれた設問が2問ほどありました。今になって思うと、これも非常にもったいないことをしたと感じています。
ゆえに、次に向けての対策は以下の二つが挙げられます。
- 問題文から状況をなるべく具体的に想像する練習をすること
- 集中力を保つ練習をすること
2. リーディングについての反省
続いて、リーディングについての得点率は以下のような結果になりました。
スコアシートより、1番上と上から3番目の項目の得点率が他に比べて劣っていることがわかります。これら二つの項目は、それぞれ「Part7の’この手紙/記事/メールが書かれた理由は何か?’というような各設問の最初に出されるような問題」と、「Part7の複数の媒体にまたがる情報を読み取る問題(いわゆるクロス問題)」であるようです。したがって、リーディングセクションは、Part7が顕著な弱点であることが分かります。今回Part7がこんなにも悪かったのは、冒頭にも書いたように、TOEIC独特のリーディングに十分に対応しきれなかったことが、主な理由として挙げられると思います。
受験背景
そもそも、今回のTOEICは9か月で、ブランクがかなりあった中での受験でした。
さらに、前回(2022年6月)の受験以降、僕は英検一級のリーディング対策を行っており(どのように英検一級のリーディングの対策を行ったかについても後々投稿したいと思います)、その点でもブランクに拍車をかけたと感じました。
「TOEIC」のリスニングの特異性
英検一級のリーディングと、TOEICのリーディングの最も大きな違いは、求められる能力にあると思います。
まず、英検一級は「難しい文章(それほど長くはない)をじっくり読んで、その全体について、しっかりと情報を読み取る」ことが重要であると思います。実際、英検一級のリーディングは、時間設定がかなり余裕があり、時間が余ることもしばしばです。
対して、TOEICのリーディングは「大量の文章(情報)から必要な情報のみをスピーディーに読み取る」こと、つまり「速読力」が重要であると思います。例えば、Part7のクロス問題がそれに該当します。そして、それこそが、TOEICのリーディングの最大の特徴であると思います。
つまり、今回のPart7の低調の原因は、
「9ヶ月のブランク&英検1級のリーディング対策による、速読力の低下」
によって引き起こされたものであると結論づけることができます。よって、次回への対策としては、
- 特にTOEICのリーディングに必要とされる速読力を鍛える
- その中で、クロス問題などの、独特の形式に慣れる
ということが挙げられます。
最後に
最後に、今回の結果は不本意に終わりましたが、大学院入試までにあと一回受験するチャンスがあるようなので、残り一回のチャンスをしっかり活かせられるように、対策を進めて行きたいと思います。
それではまた。